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2008 年05 月21 日

プラネタリウムは3Dじゃないです。

プラネタリウムと立体映像をやっています。

ドームに「3D★プラネタリウム」と書いてあるので、(これもまぎらわしくしているのだけども)

よく立体プラネタリウムとか3Dプラネタリウムとか3次元プラネタリウムとか書かれたりするので星が飛び出して見えるのだろうかと思われる人もいますが、プラネタリウムと立体映像は同じドームを使いますが別のもので星は飛び出しては見えません。

やってやれないことはない(恒星球をぼこぼこに歪ませるとか)のですが、近距離恒星の立体星図など用途が限られてしまうのとあまりやりたくない(難しい)ので。

それと、極たまに、「全天周立体映像はできない、なぜなら天頂に映像を左右に分離して投映すると見る向きが違うので立体視できないから」という指摘をする人がいましたがプラネタリウムのように円周座席で座るからで、一方向座席にすれば問題ありません。つくばの富士通館もそうでしたし、4D2Uでもそうでしょう。

それと、普通の電球1個を左右赤青で色分けしてもできるのですがフィラメントが大きいと像がぼけてしまうので小さい電球2個のほうがいいです。ヒゲキタはパナソニックのクセノン球7.5Vを使っています。形がビリケン様のようにとがっているのでビリケン球ともいうようです。

以前は東芝からなめらかな(ビリケンのようにとがっていない)形のキセノン球がでていたのですが、LEDに押されたのか見なくなりました。松下のものはまだ製造しているようでたまにみかけます。
プラネタリウムで使っているミニマグライト球もそうですが、白熱電球はなくなるかもしれないので見かけたら買っておいたほうがいいかも。
土星投影模型


投稿者:ヒゲキタ
at 09 :09| 日記 | コメント(4 ) | トラックバック(0 )

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◆この記事へのコメント:

◆コメント

小学校のクラブの授業を一年間引き受けています。この前の時間は簡単なプラネタリウムをつくりました。光源は100均の懐中電灯。先端部を外すと豆電球がむき出しになる便利な(!)商品があったのです。本体はホームセンターでもらったカーペットの筒を使ったので、集金は一人150円ですみました。45分間で作らせますから、恒星数も100個以下ですが、子供たちは喜んでいましたよ。電球はやっぱり無くなっていくのでしょうね。

投稿者: むろいし : at 2008 /05 /22 06 :19

◆コメント

100均で作れるんですね。
100均で売ってたプラネタリウムはそのほとんどを電池ボックスを作ることに費やすというアホなものでしたが。
懐中電灯を使えば良かったのか。

ゴトウのEX電球はNEXを使っている人にしか売らないらしいのですが、そりゃないでしょ。電球を作る職人さんがいなくなってるからしょうがないのはわかるけど、プラネタリウムを作っている人って学生時代に学園祭でプラネタリウム作ってたんじゃないの? あの時の苦労や楽しさ忘れたのかい。メーカーに入ったら今の学生には作らせないってことか。


投稿者: ヒゲキタ : at 2008 /05 /22 21 :23

◆コメント

正攻法で教材屋さんから電池ボックスとマメ球買うだけでも数百円はかかります。今回使ったのはカンテラ風の自立タイプで、工作時間も大幅に削減できました。単3電池を4本使うので明るいし、電球の変更にも幅が出そう。100均で単3電池は8本で100円なので150円集金となりました。
EX電球のこと、今度ゴトウの人に聞いてみますね。っていうかこのブログ見てないかなあ?

投稿者: むろいし : at 2008 /05 /22 23 :02

◆コメント

EX電球は2V2Aで、NEXは3V2A。電球が違うようだ。
EX球まだ売っているのかも。
ゴトウさん、ごめんなさい。

でも一日数個しか作れないらしいのでいつまで供給できるか。
大人の科学のプラネタリウムで初版はEX球のことが書いてあったのに増刷分からは書いてないらしい。
何万部も売れているので注文が殺到したら供給できないんだろう。
電源規格も特殊だし。

キロスターも前は普通の豆電球からフィラメントの小さいのを選んで使ってました。

投稿者: ヒゲキタ : at 2008 /05 /23 14 :41

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